君色に輝こう

発達障害(自閉症)の息子の現在、過去、未来。癒し担当の犬と猫。  

貧血の原因 ~試練の2016年~

*本日もお立ち寄りいただいてありがとうございます*

 

2016年10月6日。

かかりつけ医師の紹介状を持って大学病院での検査を受けに行きました。

このころの息子は歩くのもゆっくりゆっくりになってしまい

検査を待つ間も身体を起こしておくのが辛いようでした。

レントゲン、エコー、尿検査等の所見では貧血の原因は特定できないので

後日内視鏡検査をすることになりました。

貧血の種類は鉄欠乏性貧血。

主な数値は、ヘモグロビン5、フェリチン3。他多項目で下限値を下回っていました。

ギリギリ入院を免れ、この日は点滴をして帰宅。

あらためて10月12日、上部内視鏡検査を受けに病院へ向かいました。

検査結果は以下の通りです。

 

食道   

質的診断:異常所見なし

    

部位:各部、前庭部

質的診断:慢性胃炎(萎縮性胃炎)

※前庭部から胃角小弯にかけて萎縮性変化認めます。

十二指腸 

質的診断:十二指腸潰瘍

※十二指腸に潰瘍瘢痕多発し、活動性潰瘍も2ヶ所確認できます。

潰瘍庭に露出血管なく、潰瘍からの出血は認めません。

周囲粘膜は脆弱でやや易出血性です。コンタクトにてoozing認めましたが自然止血しました。(oozing=微小出血)

※後日ピロリ菌検査陽性。

 

検査に付き添い、映し出される映像を見ながら説明を受けました。

最初の食道では「きれいですねー」と言われてほっと一息。

ところが胃の炎症を指摘され、十二指腸には素人目にも明らかにわかる潰瘍があり、

さらにその潰瘍から鮮やかな赤い血が流れるのを目撃した瞬間、私はフラついてしまいました。

この時の出血はカメラが当たったのが原因だったためすぐに止血し、ちょっとだけ安堵。

でも、医師から「これは…何回もなってますねぇ」と言われ、またまたショック。

一度なったものは痕が消えないのだそうです。所見の潰瘍瘢痕多発とはこのことです。

貧血は、おそらくこの潰瘍からの出血が原因だろうということで、投薬治療が始まりました。

貧血・・・フェロ・グラデュメット錠105ml 1日2回 朝 / 寝る前

潰瘍・・・ネキシウムカプセル20ml 朝1 回

12月14日の内視鏡再検査では、活動性潰瘍は改善され、瘢痕化していました。

新たな潰瘍の所見も見られませんでした。

 

2017年1月13日、ピロリ菌除菌投薬を開始。

ヘリコバクター・ピロリ菌除菌・・・ランサップ400 1日2回 朝 / 夕食後

3月17日、尿素呼気検査にてピロリ菌陰性。

 

貧血は半年間投薬し、2017年3月24日、ほぼ正常値に戻って治療は終了しました。 

息子の体力もみるみる回復し、顔色もよくなり一安心しましたが、

’なぜ十二指腸潰瘍なんかになったんだろう’

’しかも、何回もなっていたなんて’

’どうしてこの年齢で慢性胃炎になるんだろう’

’慢性的な症状は、今後がんなど病気のリスクが高くなるはず’

’どのようなことを気をつけていけばいいのだろう’

そんな疑問と不安から逃れられなくなってしまいました。

 

 

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